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ビットバンクは金融庁登録済み

ビットバンクは2017年9月に金融庁に認可を受けた、登録番号:関東財務局長第00004号の仮想通貨取引所です。事件のあったコインチェックは金融庁に登録されていない、「みなし仮想通貨取引所」でした。
金融庁の認可を受けられるかどうかの指標としては、社内体制や財務状況ならびに取り扱い通貨などがあると考えられます。仮想通貨をコインチェック事件以来、金融庁はさらなる注意喚起と監査を行なっているので、金融庁が認可済みの取引所は安全
金融庁が公表している、登録済みの仮想通貨取引所のリストをこの機会に確認しておくのも良いかもしれません。
ビットバンクのセキュリティ施策
ビットバンクは実施しているセキュリティ施策を詳細まで公式サイトや公式ブログで公開しているのでそれらを引用しながら、説明していきます。
コールドウォレットでの資産管理

ビットバンクは顧客資産と自社資産を分別管理していて、顧客資産についてはコールドウォレットでの管理を行なっています。
コールドウォレットとは、インターネットに接続されていない状態のウォレットのことを指します。インターネットに接続されているホットウォレットは外部からの不正アクセスによって、盗難の危険性があります。話題になったコインチェックでは、NEMを全てホットウォレットで管理していたために盗難に遭う一因となりました。
各通貨のコールドウォレット対応状況
ウォレットは通貨ごとに存在していて、bitbankでは6種類の通貨を取り扱っていますが、全ての通貨でコールドウォレット対応をしています。
通貨 | コールドウォレット | |
---|---|---|
対応 | 未対応 | |
ビットコイン | ○ | |
ライトコイン | ○ | |
リップル | ○ | |
モナコイン | ○ | |
ビットコインキャッシュ | ○ | |
イーサリアム | ○ |
ウォレットのマルチシグ対応
マルチシグもコインチェック事件の際に話題になったワードです。マルチシグとはマルチシグネチャの略称であり、簡単に言ってしまえばウォレットにかける鍵を複数個にするということです。
マルチシグは堅牢性は高いものの、利便性が低いのが特徴です。仮想通貨取引所では、出金や取引などで頻繁に通貨が行き来するため、利便性が低いマルチシグで管理するのは難しい部分があります。そこで、ビットバンクは利便性を損なわずにマルチシグ対応が可能な通貨のみマルチシグ対応を行なっています。
各通貨のマルチシグ対応状況
通貨 | コールドウォレット | ホットウォレット | ||
---|---|---|---|---|
マルチシグ | 非マルチシグ | マルチシグ | 非マルチシグ | |
ビットコイン | ○ | ○ | ||
ライトコイン | ○ | ○ | ||
リップル | ○ | ○ | ||
モナコイン | ○ | ○ | ||
ビットコインキャッシュ | ○ | ○ | ||
イーサリアム | ○ | ○ |
あまり通貨を動かさないコールドウォレットはマルチシグ対応がほとんどなのが上記の表でわかります。イーサリアムやリップルはマルチシグ対応していないのですが、これはマルチシグ対応することにリスクが存在しているためです。
リスクなどについてはビットバンク公式ブログにて解説されているので、気になる方は確認してみてください。
他社と比較した安全性
まず、ビットバンクは国内の仮想通貨取引所のなかでセキュリティはトップレベルといえます。ビットバンクと同等かそれ以上に安全性が高いと言えそうなのは、bitFlyerでしょう。bitFlyerは海外でセキュリティサービスを展開しているsqreen社の安全性の高い仮想通貨取引所ランキングで世界1位を獲得しています。
その他に安全性が高いと言えそうな仮想通貨取引所(販売所)は、GMOコインとDMM Bitcoinです。
この二社はそれぞれGMOクリック証券,DMM FXなどで金融機関としてのノウハウがあるので他の仮想通貨取引所よりも信頼性は高いと言えます。また、この二社はサーバーがbitbankやbitFLyerよりも強いので、アクセスが集中しても安定した取引ができるという強みも持っています。
自分でできるセキュリティ対策

取引所の安全性も確かに重要ですが、自分で資産を守ることもこれからは重要になってきます。そこで、ビットバンクを利用するにあたって自分で行えるセキュリティ対策を紹介します。
二段階認証の設定
ビットバンクには、Google Authenticatorなどのアプリを用いた二段階認証を設定することができます。2018年2月からは、二段階認証を設定すると、ログイン時に二段階認証をすることが必須となりました。
設定したいという方はbitbank公式ブログに詳細な設定方法などがまとめっているので、こちらをご覧ください。
ハードウェアウォレットの利用
仮想通貨は、取引所とは切り離されたウォレットで通貨を管理することが可能です。ウォレットには様々な種類がありますが、中でも安全性が高いと言われるハードウェアウォレットがおすすめです。ハードウェアウォレットに関する情報は下記の記事にまとまっているのでぜひ確認してみてください。
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